ベスレヘム大陸
第三章の舞台となった[空間]に広がる、種族単位の封建国家が立ち並ぶ広大な大陸。
古の時代に「翼のないギコエル」が舞い降り、ギコ王国を建国した年をアボーン暦0年としている。
アボーン暦240年ごろから249年にかけて、突然コリンズが大量発生する「コリンズ事件」が発生し、
文字通りの総力戦によってコリンズは駆逐されたが、生態系は大きく荒廃した。
その後、アボーン暦260年に皇帝によって神聖モララー帝國が建てられ、再び激動の時代を迎える。
・モナー王国 王都ランバー・アヤシス
巨大な国土を持つ大国、モナー王国の首都。
都そのものが幾重もの城壁に囲まれた巨大な要塞だが、武装は前時代的。
祖国を滅ぼされたミアリスが身を寄せ、モラトアとレクスを連れてきた。
・神聖モララー帝國 帝都エルモラ
僅か数年で勢力を伸ばし、世界観を崩すほどの科学力を持つ軍事大国、神聖モララー帝國の首都。
戦車や生体兵器と言った高科学の産物は全てここで作られ、一部は大陸の各地に輸出されている。
皇帝を倒したモラトアとレクスが、復活したレックスとの最終決戦を行った場所。
・ギコ王国 王都ゴルゴタ
「翼のないギコエル」を始祖とする小国、ギコ王国の首都。
高い文化と武力を持ち栄えていたが、アボーン暦265年に神聖モララー帝國の領土に取り込まれる。
神聖モララー帝國が滅亡した後、再興したギコ王国によってかつての面影を取り戻しつつある。
・マニー公国
巨大な財力と高度な科学力を持つ小国家。
四方を水に囲まれた島国であり、周辺の金鉱脈を独占して莫大な利益を得ている。
・デムパ山脈
大陸の北部を東西に走る巨大な山脈。
ナニョリーナの生息域で、この場所から飛ばす電波は大陸のほぼ全域に届く。
・グランドバロス山
北部に存在する大陸最大の火山。
デムパ山脈を越える者自体が極めて少ないため、詳しい事はほとんど知られていない。
・降天の湖 エルセルナ
デムパ山脈の麓にある大陸最大の湖。
古の時代、「翼のないギコエル」はこの湖に舞い降りた。