∧∧ ─< ミアリス >─
(, -д) ギコ王国の王子であり、モナー王国独立部隊の隊長。
と ノノ 古の時代に舞い降りた「翼のないギコエル」の血を継いでおり、
〜 ,、_) 剣を用いた天性の戦いの才を持つ。
(_,/ [月]と共に輝く[星]達の中でも、際だって大きな[光]を放つ者。
本名はミアリス・エン・ハニャーン。
ミアリスが王子だった時、ギコ王国は父王ユーリの下、コリンズ事件によって
負った深い傷跡からようやく復興し始めており、ミアリス自身も王子としてこの
活動の先頭に立っていた。そうして民と身近に接する中で、ミアリスは自然と
封建的身分階級をほとんど意識しなくなり、平民のシィク、ファルサ、ツーイ等と
交流を深め、親しい友人関係を結ぶようになる。
しかし、国内のモララー族による突然の一斉蜂起、皇帝ハレー・モララーによる
ユーリの殺害によって、アボーン歴265年にギコ王国は一夜にして崩壊。父の
助けで難を逃れたミアリスは、シィクらと共に国交の深かったモナー王国に身を
寄せ、独立機動・騎兵部隊を結成して神聖モララー帝國に抵抗するようになる。
アボーン暦266年、シィクと共に付近の偵察行動に出ていた際、レクスとモラトアに
出会った事が、後に彼にとって大きな意味を持つ事になる。
戦いの後、再興したギコ王国の十七代国王として即位し、シィクと結婚する。
第三章時点で18歳、外伝時点で27歳。